歯科医師の方へ――保険適用CAD/CAM冠のご提案
平成26年度診療報酬改定により、「歯科用CAD・CAMシステムを用いたハイブリッドレジンによる歯冠補綴(全部被覆冠による歯冠補綴が必要な重度齲蝕小臼歯に係るものに限る。)」が、先進医療から健康保険に導入され、保険適用されるようになりました。保険適用CAD/CAM冠をお考えの歯科医師様は、ぜひ当社におまかせください。
保険適用CAD/CAM冠をお考えの歯科医師様へ
このようなお悩みはありませんか?
1 | 患者様の費用負担をなるべく抑えたい |
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2 | お急ぎの患者様のご要望にお応えしたい |
3 | 色味や噛み合わせをできる限り考慮したうえで、患者様に納得いただける歯科技工物を保険内で提供したい |
4 | 保険適用のcad cam冠を導入したいと考えている |
- これまで自費治療対象だったハイブリットレジンの被せ物が、第一小臼歯・第二小臼歯のみ、保険適用になりました。ハイブリットレジンとは、セラミック(陶材)とレジン(プラスチック)を混ぜた白い素材です。お顔の印象を左右する重要な小臼歯ですので、保険適用で白い素材が使えることは審美的な面に加え、費用負担も抑えることができるというメリットがあります。
- CAD/CAM装置をそれぞれ複数台保有し、スタッフも15人体制をとっております。設備のオペレーションや歯科技工物の仕上げ技術を持つスタッフが、日頃から納期厳守を意識して製作。CAD/CAM冠の元になるハイブリッドレジンのブロックを機械で削る作業自体は10数分程度です。短納期を実現します。
- 歯科技工士によって製作された歯型の模型を3Dスキャナで読み取り、データにします。そのデータをもとにコンピュータで自動切削、その後の仕上げは経験豊富なスタッフが対応しますので、ご要望に応じた精度の高い技工物の製作が可能です。患者様もご納得の見た目にも自然な白い歯の被せ物が、保険の範囲内で製作できます。
- 当社は保険適用前の平成12年からcad camを導入し、製作実績も豊富です。その実績をもとに、施術に関するさまざまなアドバイスが可能ですので、保険適用CAD/CAM冠を導入される場合はぜひ当社におまかせください。患者様にご満足いただける技工物をお届けできるよう、これまでの経験を元に全力でサポートします。
保険適用CAD/CAM冠Q&A
- 保険適用となるCAD/CAM冠は、どんな素材でどの歯に使えるのでしょうか?
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保険適用となるCAD/CAM冠は、セラミック(陶材)とレジン(プラスチック)を混ぜた「ハイブリッドレジン」という白い素材です。これまで自費治療対象だったハイブリッドレジンの被せ物が、第一小臼歯・第二小臼歯(中央から4番目・5番目の歯)のみ、保険適用になりました。お顔の印象を左右する部分ですので、保険適用で白い素材が使えることは審美的なメリットに加え、費用負担も抑えることができます。
- 支台形成時の注意点はありますか?
- まず、アンダーカットを作らないことがもっとも重要なことです。支台歯先端部などを鋭利に尖らせないよう注意し、全ての部分で角を作らず丸くなるようシャンファーで形成しましょう。複雑な形成にはせず、マージンを明確に、支台歯形成面は滑らかにすることも大切です。CAD/CAM冠は金属部分がないため、強度を保てるよう通常より厚みを持たせましょう。
- 型取り時の注意点はありますか?
- CAD/CAM冠の製作のための型取りの際に特別に注意していただく点はありません。通常の技工物製作の場合と同様に型取りをお願いします。
- セメンティング時の注意点はありますか?
- CAD/CAM冠は金属部分がないため、支台歯に被せた場合に支台歯の色を拾ってしまい、セメンティング後の仕上がりが予想と若干違って見えることがあります。それを防ぐために、一度、支台歯と技工物の外内面を濡らしてから被せることをおすすめします。水が支台歯の色を拾うため、セメンティングを行った後の色を事前に確認できます。セメントについてのポイントは下記をご覧ください。