保険適用のCAD/CAM冠に対応しています
歯科用CAD/CAMシステムにて製作していた歯冠補綴は、以前は先進医療で患者様の全額自己負担でしたが、平成26年度診療報酬改定で保険適用となりました。ただし、適用対象医となるには、さまざまな規定があります。こちらでは、それらの規定を含め、発注をいただく際の注意事項及び製作の流れをご紹介します。平成12年にシステムを導入し、すでに数多くの製作実績がある「デンタルプラッツ」に、安心しておまかせください。
CAD/CAM冠の保険適用について
保険適用について
歯科用CAD/CAMシステムを使用した歯冠補綴は、以前は先進医療として患者様の全額自己負担の診療でした。それが、「平成26年度診療報酬改定」により、保険適用になりました。以前から数多くのCAD/CAM冠製作の実績を有する当社でも、もちろん対応いたします。なお、保険適用されるには、施設基準始め、さまざまな規定がありますので、詳しくは、厚生労働省HP内「平成26年度診療報酬改定について」の「第2改定の概要1.個別改定項目について」P155をご覧ください。
CAD/CAM冠の保険点数
歯科用CAD/CAMシステムを使用して冠を製作する対象となる歯が、小臼歯(生活歯)である場合の、CAD/CAM冠の保険点数です。硬質レジンジャケット冠や金属冠の点数も併記しますので、ご参照ください。
補綴物 | CAD/CAM冠 | 硬質レジンジャケット冠 | 金属冠 |
---|---|---|---|
歯冠形成 | 306 | 306 | 306 |
CAD/CAM形成加算 | 490 | - | - |
歯冠修復 | 1200 | 750 | 454 |
材料代 (平成26年度の計算による) |
484 CAD/CAM冠用材料 |
219 歯冠用光重合硬質レジン |
272 金銀パラジウム |
装着加算 | 45 | 45 | 45 |
CAD/CAM装着加算 | 45 | - | - |
合計点数 | 2570 | 1320 | 1077 |
CAD/CAM形成加算やCAD/CAM装着加算があるため、他の冠に比べて合計点数は高くなっています。ところが、材料にかかるコストをみてみると、価格の高騰によって金属冠は今後高くなっていくことが予想され、保険適用のCAD/CAM冠材料のハイブリッドレジンは、複数のメーカーの参入により、価格が抑えられていくと予想されています。CAD/CAM冠は使用される患者様に喜ばれるだけでなく、歯科技工所様や歯科医院様にとっては、収益的に有利なものになると考えられます。
なお、上記に印象採得(imp)や咬合採得などの点数が加算されますが、CAD/CAM冠とそれ以外に差はありません。
歯科技工所様向け「キャンペーン価格」のご案内
当社では、ただいま、歯科技工所様向けのキャンペーンを行っています。初回の3症例に限り、お得なキャンペーン価格でご提供いたします。CAD/CAMシステム冠の製作を考えていらっしゃるけれどシステムを導入されていない技工所様、ぜひこの機会にお試しください。
CAD/CAM冠システムの扱いにも経験や技術が必要です。当社には長年の実績がありますので、製作のアドバイスもいたします。また、システムを複数台所有していますので、トラブル時の対応も可能です。その他、何なりとお気軽にご相談ください。
- 保険適用のCAD/CAM冠の品質について
- 保険適用のCAD/CAM冠で使われるハイブリッドレジンは、従来のものと比べて非常に強度に優れています。また、保険適用の金属冠と比べて審美性と生体親和性に優れており、当然金属アレルギーの心配もありません。機能も審美性にも優れたCAD/CAM冠は、患者様はもちろん、採算性を考えると、歯科医院様や歯科技工所様にとってもメリットのある補綴物と考えられます。
保険適用のCAD/CAM冠の製作の流れ
当社における、基本的なCAD/CAM冠の製作の流れをご紹介します。
CAD/CAM冠が保険に適用されるには、施設基準があります。歯科技工所の施設基準を端的に言うと、「歯科用CAD/CAM装置を所有していること」、あるいは、「歯科用CAD/CAM装置を所有している技工所と連携が図られていること」です。つまり、装置を所有されてない技工所様も、当社と連携していただくことで、歯科医院様からの受注と製作が可能なのです。
CAD/CAM発注時の必要書類
当社に保険適用のCAD/CAM冠を発注していただく際は、手続き上、次の書類の提出が必要になりますので、印刷してご利用ください。不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。